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税理士業界は二極化時代へ

2013年09月15日

「税理士として開業したものの、顧問先を獲得することができない」
「記帳代行業務の低価格化が止まらない」

といった、税理士の苦境についての声をよく聞きます。

開業したばかりの税理士はもちろん、ベテランであってもこういった状況をつぶさに見て、危機感を感じている方が多いのではないでしょうか。

税理士業界の急激な状況変化には様々な理由があります。
中小企業の税務顧問を中心業務としているだけに、経済状況はまず大きな要素でしょう。

また、会計記帳の効率を格段にアップさせた一般向け会計ソフトの登場、また競争激化を後押ししたメディアの変化等が複合しています。
これら一つ一つの要因は、個人の力で変えることはできません。

しかし、苦境に喘ぐ税理士が存在する一方で、新規顧客数を順調に伸ばし、売上を伸ばしている若手税理士がいることもまた事実です。

税理士に限らず、現代の士業事務所を特徴付けるのは、全体的な沈滞ムードだけではありません。
成功する士業者と、業績がなかなか伸びない士業者の二極化が顕になっているということを見逃すべきではないでしょう。