新規開拓の営業方法の一つに、見込み顧客に紙の形態で送るダイレクトメール(DM)があります。
さらにDMはメール便、郵便によるもの、あるいはFAXで送付する方法(FAXDM)があります。
DMの効果については、戦略的に何度も行い成果を出している方と、
1回だけの送付で成果を出せずあきらめてしまう方に分かれます。
1回だけ送付して結果がでないと
「コストパフォーマンスが悪い」「捨てられるだけで問い合わせにつながらない」
など否定的な考えを持ってしまいます。
しかし、DMの送付で多くの顧客獲得につなげている税理士も存在します。
DMは受け取る人によって反応が大きく異なるため、親和性が高い業務と、
そうでない業務があります。
たとえば、設立後の顧問契約を獲得するには、新設法人のリストを入手して
定期的に送付する方法があります。
また、費用も検討対象です。
業者によりますが、郵送によるものの場合、制作費を除くと、
自分で行う場合だいたい1通80円、業者に頼むと60円程度で済みます。
ダイレクトメール送付業者は、大量に定期的に取り扱いをしているため
単価がやすく、封入まで行ってもらえるので、時間も節約できます。
FAXの場合は1通8円~10円程度で送れます。
DMの宿命として、受け取った人に「うっとうしい」と感じられることがあることは避けられません。
とくにFAXによるDMの場合は、配信拒否の方法を記載することを忘れないようにしましょう。
そして、大事なポイントが、ホームページのURLです。
ダイレクトメールを受け取った人は、
セミナーでも無料面談の場合でも、必ずホームページを調べてから申し込みます。
ホームページの問い合わせまでの導線をしっかり確認しましょう。
チラシの内容にあったホームページを用意することで、相談件数を増やすことができます。