数人の税理士さんとお話をしていたときのことです。
「うちは紹介がほぼ100%だから、ホームページでの集客は考えていません」
という方と
「うちはホームページで70%、紹介で30%くらい。今後はさらにWEB集客に力を入れます」
という方がいました。
いずれの税理士さんも現時点では、顧問先を獲得できているので素晴らしいことです。
それでは、今後10年先も同じ方法で顧問先を増やし続けることができるでしょうか?
もし、紹介元が減っていったら・・・
もし、ホームページのアクセスが減ったら・・・
同じように顧問先を増やし続けることは難しいでしょう。
インターネットが普及し、士業の広告戦略にも極めて大きな影響を及ぼしました。
タウンページなど紙メディアへの広告掲載、新設法人向けのチラシやダイレクトメール、FAXDMで反応が取れていた時代から、主たる広告媒体がインターネット(ホームページ)に移って行きました。
現在では、パソコンよりもスマートフォンからのアクセスが多い業種もあります。
税理士さんの顧問先となるお客さんが、スマホで探してくるのであれば、ホームページもスマホ対応は必須です。
競争が激化している税理士業界においては、紹介経路を延ばしつつ、WEBサイト(PC・スマホ)から集客経路を確保しておかないとなかなか選ばれなくなっています。
紹介元となるキーマンが友人にに税理士を紹介するシーンを考えてみましょう。
友人:いい税理士さんいないですかね?
紹介元:●●さんという税理士さんがおすすめです。物腰も柔らかですし、キャリアと実績があるので信頼できますよ。
友人:どんなキャリアと実績なんですか?本とか出しているのですか?
紹介元:確か出していると思います。今後聞いてみますね・・・
紹介元が簡単に説明できずに、せっかくの紹介のチャンスを逃している可能性があるのです。
友人:いい税理士さんいないですかね?
紹介元:このHPの税理士さんがおすすめです。物腰も柔らかですし、これだけのキャリアと実績がありますので信頼できますよ。
友人:なるほど!本もたくさん出していて、セミナーもやっているのですね。
相続の情報も豊富なのでかなり詳しそうですね!
このように紹介元となる方もHPを見せれば、説明も楽です。
紹介された友人も、そのHPを見ることで信頼感を持ってくれます。
ホームページを活用して顧問先を開拓している税理士さんは増えています。
当社でサポートしている税理士事務所は3サイトを運営しています。
事務所ホームページ
会社設立特化のホームページ
税理士変更のホームページ
いずれも顧問先となるお客様を集客できていますが、お客様の流入経路によってWEBサイトを分けているのです。
検索エンジンからアクセスして情報収集
↓
HPを比較検討
↓
問合せをして比較検討
↓
面談をして比較検討
↓
依頼
というプロセスのなかで、お客様がどこから、何を使って、どのようなキーワードでたどり着くのかをしっかり考える必要があります。
ホームページが上手く機能するように作り込めば、見込み客を24時間365日集め続けてくれるようになります。
「ホームページを数年前につくったのですがまったく反応ありません」という相談を受けることがよくあります。
そんなとき、私は必ずアクセス解析を設置させていただき、現状の分析をします。
分析すると、すでに見込み客が検索エンジン経由でアクセスしていることがあります。
反応がないのは、アクセスがあったホームページ側の情報量や構成に問題があることがほとんどなのです。
まずは、事務所ホームページの分析をしてみてみることをお勧めします。
分析方法はまた別の機会にご説明しますね。
当社では、既存のホームページをリニューアルして集客の自動化する提案ができます。
お気軽にご相談ください。